2024.12.02 - blog
こんにちは、Rです
今回は【ITパスポート】という資格についてのお話です。
■ITパスポートとは
「ITパスポート」は、IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)が提供する資格で、
ITに関する基礎知識を証明するものです。
試験は随時受験可能で、2024年12月現在、受験料は1回あたり7,500円です。
■取得する必要があるのか?
結論から言うと、必ずしも必要ではありません。
しかし、IT業界未経験の方には取得をおすすめします。
ただ、資格取得に時間をかけすぎるのはあまり意味がないとも考えています。
・取得するメリット
この資格は、IT業界で頻出する用語や基礎知識を網羅的に学べます。
例えば、「サーバ」や「プロトコル」といった基本用語を聞いたときにすぐにピンときますか?
もしこれらの用語が分からなければ、IT業界でのコミュニケーションに
支障が出る場面があるかもしれません。
ITパスポートを取得することで、こうした基礎知識を身につけると同時に、
自分への評価も向上する可能性があります。
そのため、特に未経験者には取得を強くおすすめします。
・時間をかけるべきではない理由
この資格は「基礎知識を証明する」ものであり、実務的な技術を学べるわけではありません。
つまり、資格取得自体をゴールにするのではなく、次のステップへ進むための
通過点と考えるべきです。
例えば、プログラミングを学ぶ際、参考書の最初の方にある「Hello, World」を表示するコードを
実際に書いてみた人と、ただ読んだだけの人とでは
そのプログラミング言語に対する興味具合・理解度は多少異なります。
より勉強を進めていくとそれは顕著になるでしょう。
同様に、資格を取るだけでは、実務の感覚や技術力は身につきません。
資格取得にはあまり時間をかけず、早めに取得して次の段階に進むことをおすすめします。
■どれぐらいの時間で取得すればよいか
調べたところ、IT未経験者がITパスポートを取得するには、
一般的に約180時間の勉強時間が必要とされています。
毎日1時間勉強すると半年かかる計算ですが、これは時間がかかりすぎます。
目安として、2か月以内での取得を目標にしましょう。
集中して学習すれば、より短期間で合格できるはずです。
■最後に
ITパスポートを取得することで、今後のITエンジニアとしてのキャリアの基盤を築くことができます。
ぜひチャレンジしてみてください。
以上、今回は【ITパスポート】についてのお話でした。
それではまた。